EMOTIONAL-VEHICLE

EMOTIONAL-VEHICLE

弊社が開発して、現在販売している、Tartaruga

Type FOLDING 及び Tartaruga Type SPORTは、「乗ってワクワクする乗物シリーズ」との思いをこめて、「E-VEHICLE = EMOTIONAL-VEHICLE」と呼んでいます。

Tartaruga Type FOLDINGの発売を開始した2001年から、「誰がどうみても「自転車」だろう。」と、多くの皆様から「突っ込み」が入りそうな事は、百も承知で、この名称での呼称を続けています。

エモーショナルデザインスタジオ

タルタルーガ自転車エモーショナルデザイン弊社ブランド名は、「Tartaruga Entertainment Works」です。
「自転車メーカー」ではなく、プロダクトデザイン(工業デザイン)を核に、様々なジャンルの製品企画・デザイン提案をメイン業務とした、「エモーショナルデザインスタジオ」です。
そんな弊社が、企画・開発して販売しているオリジナル商品が、「E-VEHICLE = EMOTIONAL-VEHICLE」という訳です。

バックグラウンド

タルタルーガ自転車エモーショナルデザインタルタルーガ自転車エモーショナルデザイン代表兼、デザイナーである私の経験と、職歴によるところが、その根幹となっています。
高校卒業までの18年間を、生まれ故郷鹿児島の、山と川しかない小さな町で過ごしました。
子供の頃の私の足は、近所のおじさんからもらって、シルバーの缶スプレーで自分で塗装した、錆びだらけのお古の実用車で、これに乗って夏は遠くの川や海まで魚釣りに、冬は近くの山へ、小鳥を捕まえに出かけたりと、とにかく外遊びが主体でした。

プラモデルと、TVマンガのロボットも大好きで、マジンガーZやライディーンに夢中になり、ガンダム第一作には、ドはまりした世代です。

タルタルーガ自転車エモーショナルデザイン「ロボットのデザイナーになりたい!」との思いをいだき、おもちゃメーカーのデザイナーを目指して、東京のデザイン専門学校に進学、その後、縁あって「ナムコ」に就職する事になりました。
当時のナムコは、既にビデオゲームメーカーとして、有名な企業でしたが、「アミューズメントロボット」と呼ばれる、イベント用のロボットなどの開発も行っていて、おもちゃ事業への進出も検討されていました。
この「アミューズメントロボット」の事業部に配属となり、何体かのロボットの制作にも携わりますが、事業縮小により部署が解散となり、社内転職を迫られ、選択したのが、当時、始動しようとしていた「体感ゲーム開発部門」でした。
私自身、ビデオゲームには全く興味は無りませんでしたが、各種レースやジェット戦闘機による空中戦など、「男の子」なら、だれもが興味をそそられそうな、「実在する世界」を、「バーチャルに再現し、体験させる」体感ゲームの開発は、天職と呼べるほど面白く、文字通り時間を忘れて没頭しました。タルタルーガ自転車エモーショナルデザイン

「感覚」をデザインする

タルタルーガ自転車タイプFこの「体感ゲーム開発部門」での経験は、とても大きく、「感覚」を形にするスキルを身につける事が出来ました。
言葉で説明する事は難しいのですが、たとえば「カッコいい」という「感覚」を、具体的な形にするスキルです。
勿論、100人の人間がいて、100人が皆「確かにカッコいいね!」と認めるデザインは、存在しないのかもしれませんが、90人位がそう思えるデザインが、できるということです。

そんな私が、「乗物を作りたい!」との思いに至り、デザインした「乗物」が、弊社の「EMOTIONAL-VEHICLE」シリーズです。
自転車の実業団選手を目指した事もなく、自転車で、日本一周をした経験もない、およそ、自転車の専門家とは、かけ離れた世界を歩んで来た私が、「楽しい!」「気持ちいい!」といった感覚を、私の持つ、ありとあらゆる手法を駆使して、デザイン、開発を行い、進化させました。

タルタルーガ自転車エモーショナルデザイン「自転車は、1gでも軽くして、早く走る事こそ最優先」といった目で見ると、突っ込みどころ満載の商品達かもしれませんが、そんな「固定観念」を捨て、純粋な乗物として御体験、ご活用いただければ、必ずや多くの皆さんにご理解、ご共感いだける「ワクワクする感覚」を詰込み、製品化しています。

おかげさまで、最近この思いが、着実に伝わり始めて来ていると実感する場面が増えてきました。
その出来栄えを是非一度、あなたもお試しください。