ユーロバイク 2018 レポート 2

ヨーロッパからお届けする「ユーロバイク 2018」

のレポートの続きです。
既に今年のユーロバイクは終了して、現在ギリシャに滞在中です。
例年に比べて、 開催期間が1日短い事もあってか、今年のユーロバイクは、今ひとつ盛り上がりには欠けました。

とはいえ、前回に述べたように、電動アシスト車とカーゴバイクというメインのムーブメントは確実に定着して来たように思います。
また、私の感じた今年のもうひとつのムーブメントは、「キャリアーとフェンダー」でした。
多くのシティーバイクも電動アシスト化されて、カーゴバイク程の荷物を運ぶ必要は無いけどやっぱり荷物は運びたい。
雨の日にも乗りたい。

この2つの要望が、市場から出ているという事の表れでは無いかと、私は理解しました。
その点、弊社製品はその先陣を切っているとも思います。

Tartaruga の反応

今年も、Type FOLDNG の反応は、とてもよかったです。
Pacific Cycles 社のブースは、例年B1ホールの端に有り、直ぐに野外に出られるため、希望者には野外での試乗をさせています。
今年も幾つかの引き合いがあり、今後条件を詰めて行き、双方の折り合いがつけば、近い将来、それぞれの国で販売が始まるかもしれません。

個人的に気になった商品

それでは、今回のユーロバイク2018で、私が個人的に気になった商品達を紹介します。

BASTIANE カーゴバイク

2014年に起ち上がった、比較的新しいドイツのブランドです。
フロントフォークを無くし、低重心化を図るため、センターステアリング方式を採用しています。

HAiBiKE 電動アシストダウンヒルバイク

オランダのブランドで、いつも綺麗な製品を作っています。
今年の商品も、細かなところまで、良く作り込まれていて、とても好感が持てました。

Leggero バイクトレーラー

ドイツのバイクトレーラーブランド。
バイクトレーラーからベビーカートにもなる商品で、その作りとデザインに好感が持てます。

ACE PAC バイクパッキング

チェコのアウトドアメーカーが起ちあげた、バイクパッキングブランド。
世界的なムーブメントでもある、バイクパッキングですが、ちょっと盛り上がりも落ち着いて来た感じです。

Electra シティーバイク

アメリカのカリフォルニアに拠点を置く自転車ブランド。
毎年「Electra ショールーム」と称して、同じ場所にブース出展していて、そのフレームグラフィックが綺麗で面白いので、毎年楽しみにしているブースです。
残念ながら、今年はイマイチでした。

以上、ユーロバイク2018のレポートでした。
来年は、9月4日から7日での開催が既に決定しています。