De’Longhi コーヒーメーカー
今回は、お気に入りの「コーヒーメーカー」のお話です。
私の一日は、一杯のコーヒーを淹れることから始まります。
高校卒業まで過ごした鹿児島の実家で、「コーヒー」と言えばもっぱら「NESCAFE」のインスタントコーヒーのことでした。
デザインを学んだ「阿佐ヶ谷美術専門学校」の2年生の授業で、「キッチン用品のデザイン」という課題が出た際に、私が選んだテーマが、「コーヒーメーカー」でした。
インターネットなど無い時代でしたので、書店や喫茶店、家電売り場などを巡り、「コーヒーの抽出法」について調べ、その多様さに驚かされた記憶があります。
課題としては、数ある抽出法の中から、「フレンチプレス」を取り上げ、コーヒーメーカーのデザインを行い、提出しました。
この課題を機に、コーヒーの抽出法に興味を持ち、「フレンチプレス」は勿論、「パーコレーター」、「水出し」、「ベトナム式」等、様々なタイプのコーヒーメーカーを自分で購入しては、色々なコーヒーを淹れて試した結果、無類のコーヒー好きへとなっていきました。
イタリア
「BAR M200」
De’Longhi (デロンギ)社は、イタリアの家電メーカーで、自宅でも De’Longhi のオイルヒーターを30年近く愛用しています。
弊社では、蒲田にある「マメーズ 焙煎工房」のポッドを、長く愛用してきました。
「BAR M200」には、「IFD」というミルクの泡立て装置が装備されていて、ミルクを温め泡立てて、簡単に「カプチーノ」が作れる機能も備わっていますが、ミルクタンクを使った後の洗浄が面倒なので、購入当時に数回試しただけで、「カプチーノ」は、電子レンジ温めたミルクを「ミルクフォーマー」で泡立てて作り、また、使用する「カフェポッド」も一杯あたりそれなりの値段がするため、基本的には「来客時」に使用する機材となり、普段は、キャンプでも使用しる「ハンドミル」で、使用する分の豆を都度挽き、「ペーパーフィルター」でゆっくりとドリップしたコーヒーを楽しんでいました。
そのデザインも含めて、とてもお気に入りの「BAR M200」でしたが、大切に使ってはいても、購入後20年が経過して、「カフェポッド」をセットした「フィルターホルダー」と、「給湯口」の間のパッキンが劣化したのか、抽出時に、隙間からお湯が漏れるようになっていました。
「マグニフィカ S」(ECAM23120)
その存在や、評判の高さは知っていましたが、いかんせん実売価格で6万円以上と、なかなか手を出せずにいましたが、「大きな節目」に背中を押されて、購入に至りました。
結果、買って大正解!
「もっと早くに買っておけばよかった!」と、後悔しているほど、本当に買ってよかったです。
コーヒーメーカー購入後、高価なエスプレッソ専用豆も何種類も試しましたが、これまで使っていた近所のスーパーマーケットオリジナルの、安価な「マイルドブレンド」豆で、大好きなイタリアの街角で飲んだ「あの味」と、殆ど変わらないおいしいコーヒーが出来上がります。
また、電源を入れた後と、切った後は、マシン内の自動洗浄も毎回行ってくれるため、変な雑味もありません。
私のように、価格面で迷っている方は、一日でも早く購入してお使いになることを、おすすめします。
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