ロードショー in カルフォルニア 2004
- 2020.03.17
- タルタルーガ
- Type FOLDING, Type RECUMBENT, 友人, 旅, 自転車
既に何回かお話をしていますが、Pacific Cycles 社の
出展する様々な海外ショーに、2001年以来ジョイントさせてもらっています。
彼らと共に、これまで、数多くの様々なイベントに参加してきましたが、中でも最も強烈に印象に残っているのが、2004年4月におこなった、北米カルフォルニアのロードショーです。
今回は、この時のお話です。
急遽参加決定
この年の3月中旬に行われた、台北ショーにジョイントした際に、Pacific Cycles 社が、4月にロスアンゼルスで行われる「LA Bike EXPO」に出展して、ショー終了後、ロスアンゼルスからサンフランシスコまで、レンタカーで販売店を回りながら、飛込営業を掛ける「ロードショー」を行う計画があることを知りました。
単純に「それは、面白そうだ!」と感じた私が、「オレも参加していい?」と尋ねると、「勿論!」と、ふたつ返事をもらえ、急遽参加が決まり、帰国後直ぐに4月1日にLAX (ロスアンゼルス空港)に入り、9日に同じくLAX から帰路につく航空券の手配を行いました。
LA Bike EXPO
Tartaruga からは、Type FOLDING を私が日本からハンドキャリー、 Type RECAMBENT を台湾からハンドキャリーしてもらい、展示しました。
北米で開催される自転車ショーでは、ラスベガスで開催される「インターバイク」が最も規模が大きく、この時点で既に3回参加していましたが、この LA CONVENTION CENTER で開催される「Bike EXPO」は、主に販売店とエンドユーザー向けの、比較的ローカルなショーで、よりダイレクトなマーケットからの声を聴くことができました。
「展示車両を、販売してほしい。」といったオファーも、複数もらいましたが、「この後、ロードショーを行うので、それはできません。」と、都度丁重にお断りして、三日間のショーを無事終えました。
ロードショー開始
飛込営業
殆どの販売店は、快く我々を迎い入れてくれて、話を聞いてくれました。
中には、自前でクロモリフレームを製作しているお店もあり、フレーム製作に関する質問を逆に受けたり、お店の商品構成に対する意見を求められたりと、その他の展示会とは明らかに異なる、生の声を聴くことができました。
最終的に10軒以上の販売店を回りましたが、残念ながら、このロードショーの結果で、弊社製品の販売に結び付く実績は作れませんでした。
しかし、この9日間の体験は、その後も含め、参加した多くの大規模な国際的自転車ショーと比較しても、飛び切り新鮮で、価値ある多くの情報や経験を味わう事ができ、その後の私自身にとって、とても大きな収穫となりました。
現在、弊社の全ての製品に活かされています。
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