「自転車と旅」取材話 北海道編 その4 Day 3
前日までの二日間とは打って変わって
3日目は朝から快晴でした。
心配していた、関節痛などの体の痛みも全くありません。
今日は、宿のある支笏湖をお昼くらいまでゆっくりと散策して、初夏の北海道を満喫して、ここから新千歳空港まで自走して、帰路に着く予定です。
全員がTartaruga Type SPORT で!
前日の宿到着後、全員分の車両を洗ったと書きました。
今回は、私が普段使いのGT、モデルさんは撮影用に弊社が貸し出したDXだったわけですが、実は同行する編集長もカメラマンさんも、自前のTartaruga Type SPORT GTとDXでの参加でした。
「自転車と旅」のような自転車雑誌の取材では、編集者さんやカメラマンさんも、取材の工程上ほとんどの場合、一緒に自転車で走行しながら取材や撮影を行っていきます。
お仕事の関係上、様々な自転車を乗り比べてこられた、この様なプロの皆さんが、実際にプライベートで乗られている車両が、Tartaruga Type SPORT だという事実は、何ともうれしい現実です。
支笏湖
洗車して、綺麗になった車両に全員乗込み、宿をあとにして支笏湖畔へと下っていきました。
快晴の中到着した支笏湖は、その湖水の透明具合に驚きました。
本当に透き通っていて、湖底がハッキリと見て取れます。
皆で湖畔を散策していると、面白そうな乗物を発見しました。
その名は「ロボアメンボ」
3つのフロートの間に、2つの自転車のフレームの様な物があり、ペダルを漕ぐと後ろの水面下に装着されたスクリューが回って、水面を進むという構造の様です。
ハンドルに連動したラダーが動き、進行方向もコントロールできるようです。
早速、これに乗って見ることに!
ライフベストをつけ、簡単なレクチャーを受けて、いざ出発。
ペダルは思いの外軽く、漕いだら漕いだ分だけグイグイと進みます。
水上を音も無くスーっと進んで行くその操作感覚は、とても新鮮でめちゃくちゃ楽しかったです。
しかもガラスの様に透明度の高い湖面を進むので、沖に行っても湖底まで、ハッキリと見えるため、独特の浮遊感があり、不思議な感覚を覚えました。
子供のようにはしゃぐ私を見て、「吉松さん、この三日間で一番楽しそうですよ!」と、編集長に突っ込まれてしまいました・・・
美しい景観の中で
「ロボアメンボ」を満喫したあとは、まったりタイムでした。
初めて訪れた北海道で、気持が良いほど晴れ渡った新緑の中、芝生の上に寝転がり、吹抜ける風を感じていると、とても幸せな気持ちになりました。
あまりにも緑が綺麗なので、急遽、DXとGTのプロモーション用画像の撮影を30分程してみました。
湖畔のカフェでいただくランチ
そうこうするうちに、お昼も近くなって来たので、湖畔の芝生広場にあったカフェで「道産牛100% バーガー」をランチにいただきました。
肉汁たっぷりのバーガーは、ボリュームもあり、美味かったです。
森の中のサイクリングロード
お昼も済ませたので、新千歳空港へ向け走り始めることにしました。
昨日のコースと打って変わって、今日のコースは基本下り基調です。
快晴の6月に、うっすらと生い茂った、新緑の森の中を進んで行く「支笏湖公園自転車道」の気持ち良さは、とても言葉では言い表せません。
時折止まっては、写真を撮ったりしながら、この道を満喫しました。
途中、「熊出没注意」の看板に、ドキッともしました。
3日間の旅を終えて
「支笏湖公園自転車道」を抜け、道路の案内表示に記された「新千歳空港」の表示を頼りに順調に走り、予定よりも少し早く空港に無事到着して、今回の取材旅は終了となりました。
空港到着後、車両をイージーフォールディングして、イージーローラーを活用した転がし移動を行う事で、広い新千歳空港内のチェックインカウンターまでの移動もラクラクでした。
今回の旅を走り切った事で、調子に乗った私は、羽田空港到着後、羽田空港から自転車で蒲田方面へ出る道順を、空港のインフォメーションセンターで聞き、川崎にある自宅まで自走にて帰りました。
今では、自宅から羽田へ自走して、目的地の空港へ飛び、到着した空港で車両を組立てて、そこから旅が始まるというスタイルの、飛行機輪行を楽しんでいます。
多くの試乗会の会場で、「Tartaruga Type SPORT だと、買った翌日には100キロくらいの輪行旅が、どなたにでも楽しめますよ!」と、自信をもってお話しするのですが、今回の北海道取材旅の経験が、まさにその裏付けとなっています。
このブログをお読みになって、「輪行」にご興味を持たれた方は、Tartaruga Type SPORT をご購入いただき、是非出かけてみてください。
本当に、楽しいですよ!
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