De’Longhi コーヒーメーカー

De’Longhi コーヒーメーカー

今回は、お気に入りの「コーヒーメーカー」のお話です。

私の一日は、一杯のコーヒーを淹れることから始まります。

高校卒業まで過ごした鹿児島の実家で、「コーヒー」と言えばもっぱら「NESCAFE」のインスタントコーヒーのことでした。
デザインを学んだ「阿佐ヶ谷美術専門学校」の2年生の授業で、「キッチン用品のデザイン」という課題が出た際に、私が選んだテーマが、「コーヒーメーカー」でした。
インターネットなど無い時代でしたので、書店や喫茶店、家電売り場などを巡り、「コーヒーの抽出法」について調べ、その多様さに驚かされた記憶があります。
課題としては、数ある抽出法の中から、「フレンチプレス」を取り上げ、コーヒーメーカーのデザインを行い、提出しました。

この課題を機に、コーヒーの抽出法に興味を持ち、「フレンチプレス」は勿論、「パーコレーター」、「水出し」、「ベトナム式」等、様々なタイプのコーヒーメーカーを自分で購入しては、色々なコーヒーを淹れて試した結果、無類のコーヒー好きへとなっていきました。

イタリア

タルタルーガコーヒーメーカーやがて、イタリアへ行くようになると、現地のバルに集う地元民達に交じっていただく、安くておいしい本場の「エスプレッソコーヒー」の味を知り、直火式のエスプレッソ用だけでも、数種類の器具を所有しています。

「BAR M200」

タルタルーガコーヒーメーカータルタルーガコーヒーメーカーそんな私が、2001年に Tartaruga Entertainment Works を起業した際に、「事務所用」としていくつか購入した機材の一つが、De’Longhi 社製のコーヒーメーカー「BAR M200」でした。
De’Longhi (デロンギ)社は、イタリアの家電メーカーで、自宅でも De’Longhi のオイルヒーターを30年近く愛用しています。

タルタルーガコーヒーメーカー「BAR M200」は、豊富な付属品を使い、挽いたコーヒー豆を使うことも可能ですが、「カフェポッド」と呼ばれる、エスプレッソ用に挽いた1杯分のコーヒー豆を圧縮して、円盤状のフィルターペーパーに詰めた「ポッド」をセットして、誰でも簡単に本格的なエスプレッソを楽しめる優れものです。
弊社では、蒲田にある「マメーズ 焙煎工房」のポッドを、長く愛用してきました。

「BAR M200」には、「IFD」というミルクの泡立て装置が装備されていて、ミルクを温め泡立てて、簡単に「カプチーノ」が作れる機能も備わっていますが、ミルクタンクを使った後の洗浄が面倒なので、購入当時に数回試しただけで、「カプチーノ」は、電子レンジ温めたミルクを「ミルクフォーマー」で泡立てて作り、また、使用する「カフェポッド」も一杯あたりそれなりの値段がするため、基本的には「来客時」に使用する機材となり、普段は、キャンプでも使用しる「ハンドミル」で、使用する分の豆を都度挽き、「ペーパーフィルター」でゆっくりとドリップしたコーヒーを楽しんでいました。

そのデザインも含めて、とてもお気に入りの「BAR M200」でしたが、大切に使ってはいても、購入後20年が経過して、「カフェポッド」をセットした「フィルターホルダー」と、「給湯口」の間のパッキンが劣化したのか、抽出時に、隙間からお湯が漏れるようになっていました。

「マグニフィカ S」(ECAM23120)

タルタルーガコーヒーメーカータルタルーガコーヒーメーカー創業20周年を迎え、何か自分に「記念になるモノ」をと考え、何を買うか熟慮した結果、以前から気になっていた De’Longhi 社製「全自動コーヒーマシン マグニフィカ S」を購入しました。
その存在や、評判の高さは知っていましたが、いかんせん実売価格で6万円以上と、なかなか手を出せずにいましたが、「大きな節目」に背中を押されて、購入に至りました。

結果、買って大正解!
「もっと早くに買っておけばよかった!」と、後悔しているほど、本当に買ってよかったです。
コーヒーメーカー購入後、高価なエスプレッソ専用豆も何種類も試しましたが、これまで使っていた近所のスーパーマーケットオリジナルの、安価な「マイルドブレンド」豆で、大好きなイタリアの街角で飲んだ「あの味」と、殆ど変わらないおいしいコーヒーが出来上がります。

タルタルーガコーヒーメーカータルタルーガコーヒーメーカータルタルーガコーヒーメーカータルタルーガコーヒーメーカー購入後に、自分の好みや、使用するコーヒーカップの容量に合わせて、一杯当たりの豆の量や挽き具合、お湯の温度や量を微調整して、一度決めておけば、ボタンを一回押すだけで、都度豆を挽いて抽出まで、あっという間に「クレマ」たっぷりの、超本格的なエスプレッソコーヒーが出来上がります。
また、電源を入れた後と、切った後は、マシン内の自動洗浄も毎回行ってくれるため、変な雑味もありません。

タルタルーガコーヒーメーカータルタルーガコーヒーメーカータルタルーガコーヒーメーカー本場のカフェ同様、スチームでミルクを泡立てて、カプチーノ用のフォームミルクを作る機能も付いていますが、前出の「電子レンジ + ミルクフォーマー」を使って(片付けが、圧倒的に簡単なので!)作ったフォームミルクを用意すれば、お店で飲むのと変わらない、本格的なカプチーノも簡単に作ることもでき、ラテも含め、その時の気分で楽しんでいます。

私のように、価格面で迷っている方は、一日でも早く購入してお使いになることを、おすすめします。