イージーキャリーバッグ ver.2

イージーキャリーバッグ ver.2

弊社 Type SPORT を御購入されたお客様の多くが

「イージーフォールディング」での御使用をされています。
「イージーフォールディング」した Type SPORT で、輪行を行う際に必要になるのが、「イージーキャリーバッグ」です。
発売以来、専用設計ならではの使いやすさと、軽量コンパクト性から、皆様から大変ご好評を頂いている、「イージーキャリーバッグ」を、この度「ver.2」へとバージョンアップいたしました。

「ver.2」登場

以前、当ブログで、その補修方法をご紹介した「イージーキャリーバッグ」ですが、その時の記事内でも書きました通り、実際私が、数多くの国内輪行での使用を長期に渡り繰り返したところ、軽量化とコンパクト性を優先した商品企画のため、特に飛行機輪行を繰り返すと、特定の位置に、大きなダメージを受ける事がわかりました。
実際に私の使用により、ダメージを受けた「イージーキャリーバッグ」の補修行い、その内容をまとめたものが、その時の記事になります。

この補修の経験を活かして、各部に補強を行い、この度「ver.2」として登場いたしました。

補強内容

補強を加えたのは、以下の二カ所になります。

バッグ両サイド中央部

前出のブログでの補修方法の記事で行った通り、「イージーフォールディング」を行った車両の、最も張り出している両サイドのペダル、特にチェーンのある側のペダルの辺りと、反対側の前輪固定用QRのあたりが、大きなダメージを受ける傾向にあるため、「イージーキャリーバッグ」両サイドの、それぞれ中央部分にあたるこのエリアに、バッグ底部に使用している厚手の素材を用いて、大きめの裏当てを、バッグ内側に縫製して追加しました。

「イージーローラー」のボルト接触部

前出の補修方法の記事では、やりようが無くて見送った、バッグ後方底部の、「イージーローラー」の「ホイール」取付け用のボルトが接触する部分にも、両サイドに同様の裏当てをバッグ内側に縫製して追加しました。

使用方法

1. アウターから取り出した「イージーキャリーバッグ」本体の、上部ファスナーを全開にして、底面マチ部が平らになるように広げます。

2. バッグ底面後部にある四角い窓枠部の中央付近に、「イージーフォールディング」を行った車両の、リアキャリアー先端(イージーローラーを装着した車両の場合は、ローラー)が乗るように車両を置きます。
この様に置く事で、自動的に車両の適切なポジションが得られます。

3. バッグ後部上面に当たる部分が、「袋状」になっているので、この部分を「イージーフォールディング」を行った車両の、サドル後部に被せます。

4. あとは、バッグの形を整えながら、車両の形に添うように、前方からファスナーを締めていきます。

5. ファスナーは、ダブルファスナーになっているので、最も高い位置から少し後ろ側辺りまで締めたら、後部からもファスナーを締めて、「イージーキャリーバッグ」への収納は完了です。

持ち上げる際は

「イージーキャリーバッグ」に収納した車両を持ち上げる場合は、バッグ上部のダブルファスナーを少し開け、そこから手を中に入れて、車両の「トップチューブ」を持って持ち上げます。
この時、できるだけ「ヘッドチューブ」に近いところを持つと、最も前後の重心バランスが取れて、持ちやすくなります。

付属のストラップを使用して、肩掛け移動も可能

付属のストラップを使用する場合は、「D管付きショルダーストラップエンド」を、それぞれフレームの「ヘッドチューブ部」と「シートチューブ下部」にこの様に取付け、「シートチューブ下部」に取り付けた「D管」に、ストラップの片側フックを通しておきます。

「ヘッドチューブ部」側の「D管」を、バッグ本体フロント側に設けられた「穴」から通して外へ出し、ストラップ反対側のフックを、バッグ本体上部のダブルファスナーの隙間から外へ出して、この「D管」に通してご使用ください。

転がせる状況では

「イージーローラー」を使用して転がせる状況では、サドル後部を持ってバッグ後方を持ち上げ、バッグ本体底面後部の、ベルクロで固定されている「フラップ」を開けてローラーを取出したら、バッグを降ろし、「フラップ」を上へと巻取り、サドル後部のヒモを引いて巻取ったフラップ部を引上げます。

バッグの上から、フロントフォーク先端(L字コーナーの内側)を持って、ローラー側を前にして押すように転がすと、コントロールもしやすく、楽に移動ができます。

収納時は

収納ケース(アウターバッグ)への収納時はとてもコンパクトになり、収納ケースに装備されたベルトを使い、リアキャリアー下部にしっかりと装着できるため、走行時にも邪魔になりません。

入荷しております!

「イージーキャリーバッグ」も、半年以上にわたり弊社在庫欠品状態となっておりましたが、この度「ver.2」となって、車両の最新ロットと共に入荷いたしました。
従来モデルをご使用されているお客様も含め、従来モデルのコンセプトはそのままに、使用時に受けるダメージに対して、大幅に強化された「イージーキャリーバッグ ver.2」を、是非お試しください。