北海道 釣〜リングキャンプ 2025 春(恵庭編) 後編

「えこりん村」での、北海道「釣〜リングキャンプ」
の続きです。
想像していた以上の寒さの中で就寝しましたが、腰に張った「張るカイロ」のおかげで朝まで熟睡できました。
7時ごろ、周りの野鳥たちの心地よいさえずりで目を覚まし、テントを出ると、まだ他のメンバーは就寝中のようです。
昨夜使った焚火台の灰を捨て、自分の小型バーナーに着火して、ヤカンでお湯を沸かしながら、コーヒーの準備を始めると、皆さんもゴソゴソと起き出てきました。
昨夜あんなに食べたのに、もうお腹が減ってきています。
安田さんは、家庭菜園でとれたアスパラガスを茹で、昨夜の天ぷら食材で余ったむきエビのソテー、白井さんは、フレンチトーストをそれぞれ作って分けてくれました。
私は、手抜きの3個入り菓子パン「ようかんホイップロール」(北海道特産?)と、「雪うさぎ」という旨そうな充填豆腐に、岩塩を振って提供。
どの料理も、朝からおいしくいただきました!
「釣り」
朝食を済ませた後は、再度コーヒーを入れて、朝の日差しを浴びながら、3人で暫くまったりと過ごしました。
この後は、本日のメインイベント、「えこりん村」から14キロ程離れた「えにわ湖」に、
「釣り」に行き、この日の夜食用の「ニジマス」と「イワナ」を狙います。
各自、釣りに行く準備を整えて、キャンプサイトを出発。
えにわ湖周辺には、食事ができそうな場所はなさそうなので、いったん逆方向の市街側へ向かい、みんな大好き「セイコーマート」で昼食を買ってから向かいました。
だらだらと続く緩やかな上り坂を上ると、頂上が見えてきます。
今度は、そこからしばらく下って、最初のポイントに到着。
時計を見ると、もう12時近い時間だったので、釣りを始める前に、湖畔で昼食をサクッと済ませました。
目前に広がる、少しミドリがかった水をたたえる「えにわ湖」の風景は、釣り欲をそそります。
毎回思うことですが、釣りを始めるまでは、「釣れる気しかしない!」のです。
ところが、いざキャストを始めると、ピクリとも反応がありません。
釣り始めるまで、心を満たしていたあの感覚は、逆に「釣れる気がしない・・・」に代わっていくのでした・・・
「いやいや、そんなはずはない。」と心を奮い立たせ、ルアーを付けたままのロッドを、「ロッドフォルダー」に装着して、2㎞程ポイントを移動して挑みましたが、2時間チョイの釣果は、まさかの全員「ノーフィッシュ」。
雪解け水の影響で、まだまだ水温が低いことが、要因だったようです。(言い訳じゃないですよ!)
恵庭温泉 ラ・フォーレ
未練たらたらではあしましたが、釣りを切上げ、一路キャンプサイトへ戻り、温泉と買い出しに出かけます。
「えこりん村」から4㎞程のところに、天然温泉「恵庭温泉 ラ・フォーレ」があり、こちらで風呂に入ります。
入浴料大人470円と、一般的な銭湯より安い価格にも関わらず、広々とした内湯のほかに、露天風呂、高温サウナ、低温サウナまで完備されていて、驚きました。
心身共に温まった後は、前日と同じ地元スーパーマーケットで、食材の買い出しです。
この日は打合せなしで、各自好きなものを買いました。
最終夜の宴
キャンプサイトへ戻ると、すぐに最後の夜の宴の準備が始まりました。
焚き火台に火をつけ、各自調理を開始。
ひと揃い、おつまみと料理の準備ができてから、「お疲れ様の乾杯」です!
「カツオの刺身」、「さしみこんにゃく」、お惣菜の「カボチャ煮」、「レバニラ」から始まり、白井さんの作った「野菜のトマト煮込み」(激旨でした!)、安田さんはなんと「アワビ」を焚き火台で焼いて提供。
私は、厚揚げにネギと桜エビを詰めて焼いた「厚揚げの和風はさみ焼」と、「えのきと牛肉のホイル焼き」を提供。
白井さんの「野菜のトマト煮込み」には、最後にショートパスタを投入して煮込み、全ての「うまみ」を余すことなくいただきました。
結果的に、とんでもなく贅沢で、グルメな宴となりました。
昨夜より冷え込みもやわらいだこともあり、気の合う仲間たちとの語らいは、夜遅くまで続いたのでした。
最終日の朝食、そして撤収
最終日の朝食は、今回のキャンプで自分たちが作る最後の食事です。
各自、残った食材を大放出します。
安田さんは、先日食べたエビの頭で出汁をとったスープに始まり、ふわふわのスクランブルエッグ、初日に炊いた冷や飯をお茶付けにして、「ウナギ」を載せて「ひつまぶし」を全員に提供。
白井さんは、カリカリに焼いたベーコンを乗せたトースト、アサリ蒸しを作り、朝からとても贅沢な食事となりました。
朝食後は、二杯目のコーヒーを飲みながら、しばらくまったりと過ごし、撤収を始めました。
お天気にも恵まれ、フラットな草原でのキャンプだったため、撤収作業もやりやすく、皆、手慣れた手つきで撤収を終え、11時ごろに「えこりん村」を後にしました。
ランチは「旬楽」で
新千歳空港へ向けて、ペダルを漕ぎます。
ランチは、新千歳空港へ自走で向かう際に、以前にも何度か立ち寄ったこのとある、千歳市にある回転寿司「旬楽」さんで、お寿司をいただきました。
今回もいろいろなネタをいただきましたが、北海道は本当に回転寿司のクオリティーがすごいです。
「千歳さけますの森・さけます情報館」
ゆっくりと、ランチを堪能しましたが、搭乗予定の飛行機の時間まで、まだ十分に時間があります。
そこで、過去に何回か前を通り、気になっていた、「さけます情報館」へ行ってみようということに。
「旬楽」さんから9㎞程一般道を走って、「さけます情報館」に到着しました。
北海道での「さけ釣り」を経験して、その楽しさにすっかりはまってしまった私にとって、その「さけ」の生態や、孵化、放流に関する情報は、とても勉強になり興味ある内容でした。
中央に鎮座する大きな水槽に入った稚魚への「えさやり」体験や、「放流体験」も感動です。
空港からも近く、まだ行かれたことのない方には、とてもおすすめです!
新千歳空港から羽田へ
「さけます情報館」からは、千歳川沿いの「支笏湖公園自転車道」を走り、その終点で安田さんとお別れして、白井さんと二人で「新千歳空港」へと自走で向かいました。
空港到着後は、自分の車両を各自サクッと折畳み、チェックインカウンターへ向かい、折りたたんだ車両とバックパックを預けて、搭乗手続きを済ませます。
お土産店や飲食街の超充実した「新千歳空港」では、「ラーメン道場」内の「札幌味噌ラーメン専門店 けやき」さんで、看板メニューの「味噌ラーメン」に、「ライス」を付けていただきました。
美味!
定刻になり、搭乗機が「新千歳空港」を出発。
僅か1時間40分後には、「羽田空港」に到着します。
今回も、無料シャトルバスを利用して「第三ターミナル」へ移動し、車両を組立て、「羽田空港」から、白井さんと自走にて帰路につき、楽しかったも「旅」も終了となりました。
「釣り」は、残念な結果となりましたが、結果的に今回はとても「グルメ」な旅となりました。
折畳みができて、抜群の積載性能と走行性能を誇る、Tartaruga Type SPORT を活用した、こんな「旅」のスタイルは、実際にやってみると、とても簡単で、自由度と楽しみが大きく広がります。
おすすめですよ!
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