2020年の「キャンプツーリング」振返り 後編

2020年の「キャンプツーリング」振返り 後編

2020年に、私自身が出かけた Tartaruga Type SPORT

での「キャンプツーリング」の振り返り、後編です。

9月 北海道

タルタルーガ自転車キャンプツーリング2020
車両とバックパックを預け、パニアバッグ、フロントバッグ、小型三脚は機内に持ち込みます。
今年行った「キャンプツーリング」で、最も印象に残っているのが、この北海道です。
新型コロナウィルスの拡散が、比較的落ち着いていた8月末に、札幌の「南風自転車店」様にて行った「Tartaruga 店頭試乗会」終了翌日から、他店ではありますが、「秀岳荘」のTartaruga マエストロ、安田さんと、Tartaruga Type SPORT で道東へ行く、渓流釣りを絡めた「キャンプツーリング」の計画を立てました。

ところが、札幌での試乗会中も含め、この時期らしからぬ悪天候が続き、目的地にしていた「根室本線」で行けるダム湖湖畔のキャンプ場が、大雨による増水で、利用できそうになく、天気も多くのエリアが雨とのことで、「天気の良いエリアを探して」さまようスタイルをとるため、急遽、安田さんがワンボックス車を出していただけることになり、イージーフォールディングした Type SPORT 2台を積み込み、雨の降っていないエリアを求めて、出発しました。

タルタルーガ自転車キャンプツーリング2020天気予報をもとに、最初に向かったのは、積丹(しゃこたん)半島でした。
「兜千畳敷岩」という岩場で、この時期「ブリ」が狙え、近くに「盃野営場」という、無料の野営場があるとのことで、ここを初日のベースに決め、「釣~リング」を楽しむことにしました。
「盃野営場」にそれぞれのテントを設置して、夕まずめの「兜千畳敷岩」へ。
「渓流釣り」の用意しかしてきていなかった私は、竿とリール、ルアーまでも、安田さんからお借りして、「兜千畳敷岩」でのブリ釣りに挑戦しました。
何投かしていると、「ガツン!」と大きなあたりが!
すかさず合わせて、10分ほど掛けて引き寄せると、なんと「シャケ」が釣れていました。
この日は、この一匹だけでしたが、とりあえず釣れて何よりでした。

タルタルーガ自転車キャンプツーリング2020テントサイトへ戻り、各々夕飯を作りシェアしながら、二人でお酒を飲んでいると、どこから来たの「キタキツネ」もやってきました。
※キタキツネは、エキノコックスという寄生虫を持っているため、糞を含めて、触ってはいけません。

タルタルーガ自転車キャンプツーリング2020タルタルーガ自転車キャンプツーリング2020タルタルーガ自転車キャンプツーリング2020タルタルーガ自転車キャンプツーリング2020翌日は、5時に起床して「兜千畳敷岩」で朝まずめを狙いましたが、二人とも釣果なし。
朝食後、テントを撤収して「岩内港」へ移動し、「ヒラメ」を狙いましたが、強風のため断念。
川魚を求めて、羊蹄山の近くまで移動して、渓流を探りましたが、こちらも釣果なく、釣り欲求に火がついた我々は、シーズンが始まったばかりの「シャケ」を求めて、「襟裳」へと大きく移動、北海道中から集まってきた、多くの釣り人達と共に、港で夜を明かし、翌朝、二人とも見事大ぶりの「シャケ」を釣り上げることができました。

10月 伊豆(静岡)

タルタルーガ自転車TypeSPORTキャンプツーリング「来週の火曜、水曜日は晴れるみたいですよ。」
雨の続いた10月中旬、私から声をかけ、「サイクルショップナカハラ」の白井さんと伊豆へ、大房岬(千葉)のリベンジ「キャンプ釣~リング」へ出かけました。
その時の詳細は、すでにこちらでお話しした通りです。

10月 倉敷(岡山)

タルタルーガ自転車キャンプツーリング2020タルタルーガ自転車キャンプツーリング2020タルタルーガ自転車キャンプツーリング2020タルタルーガ自転車キャンプツーリング2020タルタルーガ自転車キャンプツーリング2020今年実施した、数少ない「Tartaruga 店頭試乗会」で訪れた倉敷の「FARM」さんでは、試乗会初日を、午後3時に切り上げ、常連さんたちと「キャンプツーリング」に。
途中のスーパーマーケットで、各々買い出しを済ませ到着した「早島ふれあいの森」で、各自のテントを設置した後、円陣を組むように椅子を並べ、各々の小ぶりの焚き火台を前に、思い思いの料理を開始しました。
キャンプ慣れしたメンバーによる、これぞ、「ソロキャンプの集合体」とでも言える、その様子は、ある意味圧巻でした。

10月 つくば(茨城)

タルタルーガ自転車バイクアンドキャンプ今年の「キャンプツーリング」の締めは、既にお伝えした「BIKE & CAMP FES 2020」でした。

「新しい生活様式」が求められた、2020年でしたが、荷物を満載した Tartaruga Type SPORT での、「キャンプツーリング」を、最も楽しんだのは、私自身だったのかもしれません。
だからこそ、一人でも多くの皆様に、その楽しさをお伝えしたいと、心から思うのです。