キャンプ釣~リング in 伊豆 前編
今回は、Tartaruga Type SPORT を活用した
キャンプ釣~リングのお話です。
自転車のSUVを目指して開発を行った、Tartaruga Type SPORT とキャンプツーリングの相性の良さについては、何回かこちらでもお話をさせていただきました。
実際に、輪行と絡めたキャンプツーリングを目的に、弊社製品をご購入いただいたお客様も、数多くいらっしゃり、ご活用いただいているようです。
「釣り」に重きを置いたツーリングキャンプ
走行性能や乗り心地、積載性能といった、乗物としての基本性能の高さは、すでに色々なところで語られている Tartaruga Type SPORT ですが、もう一つの大きなアドバンテージとして、専用オプション「ロッドホルダー」を装着する事で、ルアーフィッシングなど「ランガン」と呼ばれる、釣れるポイントを「探り歩く」スタイルの魚釣りには、最適な乗り物となります。
これは、おそらく世界中探しても、唯一の存在だと思います。
幼少の頃より、外遊びが好きだった私としては、輪行ツーリングと合わせて、「釣りも楽しみたい!」との、とてもパーソナルな思いから、商品化しました。
今年は、各種イベント等も中止になるケースが多く、事務所にこもりがちな時間がつづいたこともあり、その反動的に、ツーリングキャンプに出掛ける機会は例年にも増して多かったように思います。
その多くは、キャンプ地で作る料理に重きを置いてきたため、「釣り」をメインの目的にした「キャンプ釣~リング」を楽しむべく、弊社製品を販売いただいている、「サイクルショップナカハラ」のオーナー白井さんと、伊豆半島の大瀬崎へ行ってきました。
釣り人の、マナーの悪さが原因との事です。
お出かけ前に、釣り場の情報確認は、しっかり行いましょう。
今回は、「二刀流」で!
弊社ホームページの専用コンテンツでは、Tartaruga Type SPORT での「釣~リング」には、ライトソルトゲームや渓流釣りなど、比較的小型の魚を狙った釣りを推奨しています。
仕舞寸法(縮めた際の長さ)が46㎝位までの、モバイルロッドなら、トップチューブ下に直接取付けることも可能で、輪行時を含め、ロッドの持運びが格段に楽になります。
私が今メインで使用しているロッドは、ダイワの「モバイルパック615TLS」です。
仕舞寸法は46㎝で、アジングから、バス釣り、渓流まで幅広く使えて、私の使い方にピッタリなところが、とても気に入っています。
更にひと工夫して、「ライトショアジギング」と呼ばれる、堤防などから中型~小型の青物(ブリやソーダガツオなど)を狙うための、ダイワの「モバイルパック967TMHS」を、トップチューブ側面に取付けた、「二刀流」で向かいました。
こちらの仕舞寸法は54㎝で、取付け方は、竿尻をリアキャリアー取付け部に軽く載せ、トップチューブとの干渉材として、リール取付部辺りに、100均で買える家具用「耐震マット」を半分にカットして貼り付け、その粘着性能を利用してロッドを取付け、ベルクロバンドで固定しています。
リールも、それぞれのロッドに合わせて、2000番台と3000番台の2個を、パニアバッグに詰め込みました。
キャンプ道具一式も積み込み、待ち合わせのJR川崎駅から東海道線に乗込み、沼津へと向かいます。
電車内の様子
平日9時半頃の東海道線は、下りだったこともあり、比較的すいていました。
Type SPORT での輪行の際は、この様に電車扉両サイドにある手すりと、座席横の仕切り板に密着するように置けば、多少電車が揺れても車両が転倒する事も無く、結構コンパクトに収まります。
熱海駅での乗り換えをはさみ、1時間45分程で沼津駅に到着しました。
つづく
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