キャンプ釣~リング in 伊豆 後編

キャンプ釣~リング in 伊豆 後編

伊豆への「キャンプ釣〜リング」の続きです。

沼津駅では、川崎駅の改札をICカードで入場した場合は、そのまま改札を出られません。
「JRの管轄が違うので。」と言う、意味不明の理由で、別途、精算機を使った精算を行う必要があります。

目的地を目指して

タルタルーガ自転車TypeSPORTキャンプツーリングタルタルーガ自転車TypeSPORTキャンプツーリングタルタルーガ自転車TypeSPORTキャンプツーリング駅前でそれぞれの車両を組み立て、先ずは沼津港へ向かい、昼食をいただく事に。
何軒か物色して、海鮮丼ぶりの専門店で、11種類のネタが乗った特選日替わり丼と、イカメンチをいただきました。
エネルギー充填を終え、港近くのスーパーで、キャンプで使う食材を各々買込み、今回の目的地「大瀬崎」を目指しました。

「大瀬キャンプ村」

荷物を満載した、2台の Tartaruga Type SPORT は、起伏の激しい海岸沿いの道を、快適に走り抜けて行きます。
途中、コンビニ休憩を一度挟み、3時頃に「大瀬キャンプ村」に到着しました。
オフシーズンの為、管理人に電話をして来てもらい、受付を終えました。
平日と言うこともあり、この日の利用者は我々2人のみ。

水場にも近い少し奥まった適当な場所に、持参した焚火台を置き、その焚火台を挟む様に、それぞれ自分のテントを設営しました。
2人とも、手慣れた手つきで設営をサックと終え、徒歩で数分の海岸まで下り、下って直ぐの小さな堤防で、早速竿を出しました。

注記:「大瀬崎」は、2020年8月に「釣り禁止」になったそうです。
釣り人の、マナーの悪さが原因との事です。
お出かけ前に、釣り場の情報確認は、しっかり行いましょう。

タルタルーガ自転車TypeSPORTキャンプツーリングここから、夕方5時位の日の入りまでが、「夕まずめ」と呼ばれる、魚が釣れやすい時間帯なのです。
私は、7gのメタルジグを、堤防の先端辺りから方々へ投げ、「ライトソルト」で五目狙い。
白井さんは、「ブラクリ」という根魚を狙う仕掛けで、堤防の縁を攻めて行きました。
と、白井さんの竿に、メバルがヒット!
しばらくするとまたヒット!!
羨ましさ全開の私は、リールのスプール(糸巻き部)をPEラインが巻かれたモノに交換して、10gのメタルジグを投げ込みます。
何投目かで、ググッと強烈な引きがあり、「大物だ!」と興奮しつつ格闘を始めようとした途端、プツッと竿が軽くなってしまいました。
最近学んで、今回初めてトライした「SCノット」という、PEラインの先に結ぶリーダーの結び目が、すっぽ抜けてしまったのが原因でした。

タルタルーガ自転車TypeSPORTキャンプツーリングタルタルーガ自転車TypeSPORTキャンプツーリングタルタルーガ自転車TypeSPORTキャンプツーリングその後は、2人とも当りすら無く、薄暗くなって来たこともあり、この日の釣りは終了。
キャンプサイトへ戻り、先ずは「お疲れ様の乾杯!」を済ませ、各自料理を開始。
私は、超お手軽な、缶詰料理を2品ほど作り、白井さんは今回の為に調理法を調べて来たという「アヒージョ」各種を、小型のスキレットで披露してくれました。
シーフード、砂肝、しめじ、カマンベールチーズと、具材を変えて、ニンニクたっぷりの様々な「アヒージョ」は、ビールのお供として、抜群です。
お互いの料理を、菜箸でとりわけながらの食事で、ビールもグビグビすすみます。

タルタルーガ自転車TypeSPORTキャンプツーリングタルタルーガ自転車TypeSPORTキャンプツーリング私も、同じ小型のスキレットを持参していたので、オリーブオイルを引き、これで生ハンバーグを焼きます。
続いて、ショートパスタのチキンカレーソース風、締めの焼肉とたいらげ、2人ともかなり満腹になりました。
そこからは、焚き火を囲んでの、ゆったりとした時間が、貸し切り状態のキャンプ場に流れていき、様々な話題の会話は、夜遅くまでつづきました。

「朝まずめ」でしょう!

就寝前に、「翌朝は、朝まずめ行きますよね!」と決め、5時に起きて太陽が上り始めた海岸へと降りていきました。
1日のうちで、最も魚が釣れやすいといわれる、「朝まずめ」狙いでしたが、海岸へ降りるとかなりの強風が吹いています。
お互い、前日と同じ場所、同じスタイルで、何投かしてみますが、体感で、風速7m位の海から吹く風で、全く釣りになりません。

40gのメタルジグを投げる、ショアジギングならと、スタイル変更を考え、道具の入ったウエストバッグを確認して、とんでもない事実に気がつきました。
ロッドもリールも「二刀流」で準備して、今回ハリキッて来たのに、肝心の18g ~ 40gのメタルジグを、持ってくるのを忘れていました・・・

大瀬崎での釣りを諦め、とりあえず朝食をとる事に。
持参したハンドミルで、コーヒー豆を挽き、二人分のコーヒーを点て、それぞれ持参した朝食をとりながら、これからの予定を話し合いました。

「昨日来る途中に、ちょっと気になるポイントがありましたよね? あそこなら、ちょっと入江になっていたから、風の影響も少ないかも!」と、話がまとまり、各自撤収を済ませ、使用したサイトを綺麗に整えて、「大瀬テント村」を後にしました。

新しいポイント

タルタルーガ自転車TypeSPORTキャンプツーリングタルタルーガ自転車TypeSPORTキャンプツーリング大瀬崎から、沼津方向へ20キロ程戻ったそのポイントは、予想通り風の影響は、全くありませんでした。
既に数名の釣り人が、竿を出しています。
我々も、早速始めると、すぐに白井さんの「ブラクリ」に、「カワハギ」が掛かりました。
昨日から、白井さんばかり釣れているので、流石に悔しくなり、それまでやっていた「ライトソルト」から、根魚狙いに切換えると、すぐに小型の「カサゴ」がヒット!
ブルブルとくる、釣れた時の感覚を、ようやく味わえました。
写真だけ撮って、釣った魚に触らないようにリリースしてもう一投すると、すぐにまたブルブルとした手ごたえが。
かなり小型の「オオモンハタ」でした。

隣で釣っている、ご近所のお年寄り2人組は、餌かごの付いた仕掛けを遠投して、40㎝程の「ソーダガツオ」や「イナダ」を、ぼこぼこ釣っています。
「40gのメタルジグがあればな・・・」と、後悔するしかありませんでした。

タルタルーガ自転車TypeSPORTキャンプツーリングタルタルーガ自転車TypeSPORTキャンプツーリングとりあえず、二人とも釣れたので、沼津へ向かい、お昼は、沼津の回転寿司店に入って、新鮮なお寿司をいただきました。

「もう少し釣りますか!」ということになり、沼津港で竿を出しましたが、二人ともヒットはなく、午後3時頃には沼津駅へと向かい、今回のキャンプ釣~リングは、終了となりました。

大雑把な予定だけを立て、あとはその時の気分や状況で、気ままに動ける、Tartaruga Type SPORT での、「キャンプ釣~リング」。
楽しいですよ~~!