ユーロバイク 2019
- 2019.09.10
- レポート
- Type FOLDING, ユーロバイク, 展示会
今年も、ドイツで開催された、「ユーロバイク2019」
に出展しましたので、昨年に引き続き、「ユーロバイク」レポートを行いたいと思います。
Eバイク
今年も、相変わらず、電動アシスト自転車(いわゆる Eバイク)が、出展車両の大半を占めていて、モーターの付いていない商品を探すのが、難しいほどの状況です。
モーターは益々小さく、バッテリーは益々大きくなってきていて、その大容量化されたバッテリーを二本搭載している商品を、多く見かけます。
一度の充電で、相当な距離を走れるという事です。
カーゴバイク
こちらも、市場は益々拡大していて、価格競争と性能競争が激しさを増している感じです。
今年は、A1ホールに殆どのカーゴバイクブランドのブースが、まとめられていた事が、その人気を裏付けていました。
また、現在のEバイク市場を作ったボッシュから、カーゴバイク専用の大型アシストユニットが発売された点も、この市場の拡大を物語っています。
Tartaruga の反応
今年のType FOLDNG の反応は、いつにも増してよかったです。
数多くの引き合いがあり、特にヨーロッパのある国から、複数のオファーがありました。
今、各種取引条件を詰めている処です。
双方の折り合いがつけば、近い将来、その国での販売が始まるかもしれません。
(毎年言っているような気もしますが・・・)
気になった製品たち
greyp
電動アシスト車の中で、もっとも綺麗にまとまっている車両だと思いました。
バッテリーを隠すのではなく、積極的に見せる手法は、新しく感じました。
また、バッテリーの充電システムも見せる形となっていて、好感をもちました。
AQUAQUAD
Start up area(新興ブランドコーナー)にあった、この車両は、4輪のリカンベントの車輪が、フロートタイプの水車になっていて、水陸両用での走行が可能です。
ありがちなアイデアではありますが、実際に実車を作ってしまったバイタリティーに、敬意を称したいと思います。
KETTLER
数あるカーゴバイクの中で、最も気に入ったのが、この商品です。
かなり複雑なステアリング機構と、フレーム構造を持つこの車両も、デザイナーの気概を感じます。
細部に至るまで、手が込んでいて、とても好感を持ちました。
ただ、半端なく高額なのは間違いありません。
Tartarugaに遭遇
今回一番驚いたことは、会場でドイツに住むエンドユーザーが乗ってきた、Tartarugaに遭遇したことです。
ショーの期間中は、基本ブースにいて、接客をしているのですが、最終日の、一般ユーザー来場日には、ほぼビジネスにはならないので、会場をサクッと見て回る事にしています。
上記レポートも、最終日の午前中に、サクッと見て回った印象を書いています。
その途中、会場の裏通路に一台の見慣れた車両を発見しました。
多分、私でないと見つけられなかったであろうその車両は、紛れもなくなくTartaruga Type FOLDINGでした。
とても、可愛がっているでことが、容易に想像できるその車両との遭遇は、今回のショーで、最もエキサイトした瞬間でした。
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