「電車輪行」をやってみよう!
前回に引き続き、「輪行」に関するお話です。
今回は、Tartaruga Type SPORT を使った、最も一般的な、電車利用での「電車輪行」について、改めてそのメリットや、やり方に関するお話をしようと思います。
「輪行」に少しでもご興味のある方々に、参考にしていただけると幸いです。
私自身、自分で Tartaruga Type SPORT を作り、実際に「輪行」を経験するまで、その面白さを全く知りませんでした。
実際に経験してみると、その面白さに心底感動をしたことを、今でもはっきりと覚えています。
この時感じた感動を、「どうすれば、一人でも多くの方々に伝える事ができるのか?」
そんな思いで、このブログを書いています。
「電車輪行」のメリット
繰り返しになりますが、在来線や、新幹線、船やバス、飛行機などの公共交通機関を使って、折畳んだ Type SPORT を持って行き、行った先で活用する「輪行」は、旅先での行動を、本当に一気に拡げてくれます!
「旅」の楽しさが、10倍くらいになる感じです。(あくまで、私個人の感覚でですが・・・)
様々な公共交通機関と組み合わせる、各種「輪行」の中にあって、「電車輪行」の最大のメリットは、何より身近な最寄り駅から、どなたでも利用ができる点です。
また、数ある公共交通機関の中でも、電車の乗車券は、価格もリーズナブルで、折畳んだ Type SPORT を「イージーキャリーバッグ」や「専用リンコウバッグ」に収納してあれば、追加料金も掛からないため、とても気軽に利用することができます。
逆に「デメリット」といえば、通勤ラッシュ時などの「電車が混む時間帯」は、折畳んでいるとは言え、車両が他の乗客の皆さんの邪魔になるため、避けた方がいい点位でしょうか。
勿論、手ぶらの旅に比べて、折畳んだ車両を持ち歩く必要があるため、荷物が増えるという点もデメリットになりますが、それをカバーして有り余る程、旅先での行動範囲や楽しみ方が、圧倒的に広がります。
計画を立てるのも、また楽し!
行先を決めたら、その場所へのアプローチを、インターネット上の地図や電車の時刻表などを知らべながら、計画する事自体も、とても楽しいものです。
電車の乗換が必要な場合は、乗り換え時間を考慮したり、乗換が楽な駅を探したりなど、想像力と情報収集力を駆使して、「一番楽な経路」を探してみるのも、「輪行」のスキルアップにつながります。
在来線利用の場合
在来線を使った「輪行」の場合、一般的に、先頭車両か最後部車両に乗込み、運転席の壁際に車両を置く場合が多いかと思いますが、「とても薄く折畳める」(ここ、実際に輪行をする際、とても大事なんです!)Tartaruga Type SPORT を使った「輪行」の場合、どこの車両に乗っていただいてもかまいません。
電車が駅に到着して、電車の扉が開くと、扉の両端に手すりがあり、少しスペースを置いて、座席横の小さな壁があり、ベンチ―シートがある車両が多いと思いますが、この手すりと座席横の小さな壁の間に、イージーフォールディングを行った Tartaruga Type SPORT の後輪が収まる様に置くと、多少の電車の揺れでも転倒しにくく、シートに座った自分と同じくらいの奥行となり、とてもコンパクトに収まります。
対面型シートの電車
アレンジ型対面シートの電車の場合、シート背面の間に「イージーフォールディング」を行ったTartaruga Type SPORTを収納できます。
新幹線利用の場合
長距離移動に欠かせない新幹線ですが、数年前に規定が改訂されて、各列車車両の最後部にある、荷物置きスペースが「予約制」へと変更になりました。
規程上は、折畳み自転車は「予約不要」の扱いの様ですが、確実に利用するためには、「特大荷物スペースつき座席」を、事前予約された方が賢明でしょう。
こちらのスペースに、上記画像の様にスッキリと余裕で収納できます。
いかがだったしょうか?
「車両としての走行性能が高く」、「荷物の積載能力が有り」、イージーローラーの装着により「折畳んだ後の移動が楽」な Tartaruga Type SPORT をこの様に、「電車輪行」にご利用いただければ、どなたにでもこの「輪行」旅の楽しさを満喫いただけます。
是非、今年は、Tartaruga Type SPORT を活用した「電車輪行」を、あなたご自身でご体験いただき、その感動を味わってみてください!
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