ミニベロツーリングフェス in しまなみ海道 vol.5 その2
- 2019.05.21
- タルタルーガ
- Type SPORT, 旅, 輪行
「しまなみ海道」で開催される、ツーリングイベント
「ミニベロツーリングフェス in しまなみ海道 vol.5」参加レポートの、続きです。
イベント初日のツーリング参加者は、尾道駅前に朝6時集合でした。
集合場所に到着すると、うれしい事に、4名の Tartaruga ユーザーの方が、それぞれの Type SPORTと共に、今回のツーリングに参加されており、この日一緒に走ります。
私にとっては、感無量の瞬間でした。
6時30分には、駅前の桟橋から「サイクルシップ・ラズリ」に、各自の車両と共に乗船して、一路、今治の「波止浜港」を目指します。
今年就航し始めたばかりの、ピカピカの新造船で、船内のトイレにはウォシュレットまで完備されていました。
船内で朝食のお弁当をいただきながら、1時間半程で「波止浜港」に到着します。
海面にむき出しの、ピカピカに輝く巨大なタンカーのスクリューが、ひときわ目を引く、造船所の集まった、この港の光景は、完成間近の船がそこら中に有り、「船の巣」に迷い込んだかの様な光景でした。
ツーリング
下船後、軽い準備体操を終え、ツーリングがスタートしました。
海抜0mの港から、「しまなみ海道」最初の橋、「来島海峡大橋」へのアプローチを、50m程ゆっくりと登っていきます。
毎回思いますが、「しまなみ海道」の橋の中で、最も長い4㎞を超えるこの橋を渡ると、まるで空中を浮遊しているような感覚で、とても感動します。
過去に4回このツーリングイベントに参加して、コースは把握しているつもりだった私でしたが、大島の「よしうみバラ公園」での休憩後、いつもは直進する道を、この日は左折していきました。
その先に待ち受けていたのは、斜度8%程の1キロ以上ある激坂でした。
この日の私の愛車は、キャンプツーリング仕様のGTで、実際にキャンプ道具一式と、3日分の着替え、おまけにフルサイズのデジタル一眼、1インチコンデジとアクションカメラとその備品一式を、ガチで満載していた為、一人では持ち上げることも難しい程の、総重量となっていました。
これだけの積載を行っても、平地では全く問題なく、快適に走行ができるのは、流石Type SPORTなのですが、流石にこの勾配には、途中心が折れ掛けました。
でも、ここで途中足を着いてしまっては、商品プロモーション的にもマイナスです。
歯を食いしばり、汗を吹き出しながら、一度も足を着くことなく、何とか頂上まで辿り着くと、だれからともなく拍手が起こりました。
その後は、「マリンオアシス伯方」と「多々羅しまなみ公園」での小休憩をはさみ、御昼過ぎには35㎞程の行程を走り終え、この日のゴール「瀬戸田サンセットビーチ」に到着しました。
ブース設置
今年の「ミニベロツーリングフェス in しまなみ海道 vol.5」は、「瀬戸田サンセットビーチ」でのイベントスペースが、例年に比べ大きくパワーアップしていました。
10社以上の出展ブランドブーステントのほかに、20店舗以上のマルシェテント、キャンピングカーブース、キッズスペース、メインステージでの各種イベントと、一般のお客様にも十分に楽しんでいただける内容になっており、本イベントの実行委員会の皆様方の段取りとご苦労は、相当なものだったのではないでしょうか。
改めて、お礼を申し上げます。
お疲れ様でした!
他社ブランド様に遅れはしましたが、「瀬戸田サンセットビーチ」到着後、別便で送っておいたブーステントを設置して、バナーを取付け、車両を組み立てて、ブース設置を終え、Tartarugaの試乗会を開始です。
ブースの椅子は、キャンプツーリング用に持参した、折畳み式椅子を組立てて使用します。
「瀬戸田サンセットビーチ」でのキャンプ
初日のイベント終了後、有志で会場となった「瀬戸田サンセットビーチ」で、この日はキャンプ泊です。
瀬戸田の街で、夕食用食材とお酒の買い出しを行い、「瀬戸田サンセットビーチ」に戻ると、丁度、夕焼けのタイミングでした。
快晴の中、場所の名前になるほどの夕焼けの美しさは、息を飲むほど圧倒的で、皆でビールを片手に、暫くボ~っと眺めました。
各自のテントを設置した後、焚き火を囲み、それぞれ思い思いのキャンプ飯を作って食べながらの宴は、夜遅くまで続きました。
つづく
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