「輪行」って楽しい! Type SPORT で行く楽らく輪行 その2

「輪行」って楽しい! Type SPORT で行く楽らく輪行 その2

Tartaruga Type SPORT を使った、輪行の楽しさ

をお伝えする、お話の続きです。
折畳み自転車で輪行を行う際に、折畳み自転車に求められる、重要な3つのポイントについて、「-折畳んだ後の移動が楽か」については、前回お話しましたので、残りの2つのポイントについて、話を続けます。
-荷物の積載能力が有るか
-車両としての走行性能が高いか

荷物の積載能力が有るか

タルタルーガ自転車タイプS輪行自転車のSUVを目指して開発された、Tartaruga Type SPORT シリーズは、十分な荷物の積載能力を基本性能として備えています。
豊富に用意された、純正専用オプションパーツの中でも、「リアキャリアー」には、標準状態で左右に2個のパニアバックを装着できます。
輪行の際、多くの方々がバックパックを背中に背負って、身の回りの荷物を運ばれていますが、背中とバックパックの間は、汗でビチョビチョとなってしまい、大きなストレスになります。
パニアバックを利用したり、お使いのバックパックを「リアキャリアー」に、ゴム紐で固定して積載することで、ストレスフリーの快適走行を楽しめます。

また、専用オプションの「フロントキャリアーB」には、フロントバックを装着できます。
本来、ハンドルに装着するフロントバックを、メインフレームに装着できるため、一眼レフなどの重めの荷物をフロントバックに詰め込んでも、ハンドリングに悪い影響を与えません。
さらに、専用オプションの「フロントキャリアーアダプター」を介して、「フロントキャリアーB」を取付ければ、簡単なQR操作で、「フロントキャリアーB」ごとフロントバックを取り外すことも可能です。
前後にたっぷりの荷物を積載した状態でも、小径車のメリットを活かし、重心位置を低く抑えられる為、非常に安定した高速走行が可能です。

車両としての走行性能が高いか

タルタルーガ自転車タイプS輪行アルミフレームならではの、硬くてしっかりとした剛性感のあるフレームをベースに、独自発想のオリジナルサスペンションを前後に装着し、20インチ(451)の小径車ながら、フルサイズのロードモデルにも引けを取らない、軽くて、速い、しっかりした走行パフォーマンスと、乗り心地の良さを両立した総合的な走行性の高さは、御試乗された全ての方々が驚かれます。
数々の優れたギミックが、注目を集めがちな Tartaruga Type SPORT ですが、全てはこの独自発想の、乗り物として高い完成度を誇る走行性能がベースにあればこそ活きてきます。
また、その乗り心地の良さは、長距離を走った後の疲労低減にも大きく貢献します。

選べる2種類の折畳み方法

タルタルーガ自転車タイプS輪行Tartaruga Type SPORTは、前後輪を外してコンパクトに折畳む「フルフォールディング」と、前輪とハンドルだけを外して簡単に折畳む「イージーフォールディング」の、二種類の折畳み形態が用意されており、状況に応じて選択可能です。

折畳んだ際のコンパクトさを優先したい場合は、「フルフォールディング」して専用オプションの「輪行バック」に収め、ストラップを使用した従来の持ち上げ移動が可能です。

「イージーフォールディング」を行ったTartaruga Type SPORT を横から見ると、それなりのサイズになります。
しかし、上から見た状態は、幅約36㎝と、とても薄く折畳まれている事が特徴です。
この薄さが、実際に輪行を行った際に、実はとても有効です。
「イージーローラー」を装着すれば、転がし移動も可能となります。

具体的、様々な輪行スタイル

電車利用での輪行

在来線

タルタルーガ自転車タイプS輪行在来線を使った輪行の場合、一般的に、先頭車両か最後部車両に乗込み、運転席の壁際に車両を置く場合が多いかと思いますが、Tartaruga Type SPORT を使った輪行の場合、どこの車両に乗っていただいてもかまいません。
電車が到着して電車の扉が開くと、扉の両端に手すりがあり、少しスペースを置いて、座席横の小さなな壁があり、ベンチ―シートがある車両が多いと思いますが、イージーフォールディングを行った Tartaruga Type SPORT を、サドル後部が床に接地するように立て、この手すりと座席横の小さな壁の間に、後輪が収まる様に置くと、多少の電車の揺れでも転倒しにくく、シートに座った自分と同じくらいの奥行となり、とてもコンパクトに収まります。

新幹線

タルタルーガ自転車タイプS輪行新幹線を利用した輪行を行う場合、新幹線の各車両最後部座席と壁の間にあるスペースに、「イージーフォールディング」を行った Tartaruga Type SPORT なら、車両にもよりますが、2台を収納する事が可能です。
このスペースは、人気スペースの為、すでに誰かがバックやトランク等を置いていたとしても、その隙間に、「イージーフォールディング」を行ったTartaruga Type SPORT を、収納できる可能性が高いという事でもあります。

対面型シートの電車

タルタルーガ自転車タイプS輪行アレンジ型対面シートの電車の場合、シート背面の間に「イージーフォールディング」を行ったTartaruga Type SPORT を収納できます。

飛行機利用での輪行

タルタルーガ自転車タイプS輪行タルタルーガ自転車タイプS輪行国内線の飛行機を利用した輪行を行う場合、チェックイン時に車両を手荷物として預ける事になります。
LCCを除く国内線では、「イージーフォールディング」を行った Tartaruga Type SPORT も、「イージーキャリーバッグ」に収納すれば、預け手荷物重量制限内であれば、無料で預ける事ができます。
その際、万が一搬送時にダメージを受けても、航空会社が免責となる事に、同意する必要があります。

タルタルーガ自転車タイプS輪行ANAをご利用の場合、「フルフォールディング」したTartaruga Type SPORT がすっぽりと入る、汎用のボックスを無料で利用できます。
飛行機輪行時の車両ダメージの不安が、一気に低減されます。

注記: 路線により使用機材の都合で車両を預けられない場合も有りますので、事前確認をお勧めします。

バスでの輪行

タルタルーガ自転車タイプS輪行残念ながら、現在、多くの高速バス会社では、自転車を荷物として預かる事を禁止しています。
まれに、認めている会社もありますので、事前に確認してください。
空港リムジンを利用する場合は、殆どの路線で利用可能です。
空港リムジンを利用する際は、原則バスのカーゴスペースに預ける事になりますが、すいているバスの場合、運転手さんの判断で車内への持ち込みが可能な場合もあります。
その場合、「イージーフォールディング」を行った Tartaruga Type SPORT も、この様に収まります。

フェリーでの輪行

タルタルーガ自転車タイプS輪行フェリーを使った輪行の場合、組立てた車両の状態で乗込む場合、自転車も車両として扱われるため、既定の車両料金(多くの場合自転車料金の設定があります。)を払い、自動車やオートバイと一緒に並び、乗込む事になります。
「イージーフォールディング」を含め、折畳んで持ち込む場合は、手荷物として扱われるため、車両料金も掛かりません。

この様に、様々な公共交通機関を併用して、大きく移動を行う「輪行」に、Tartaruga Type SPORT を使っていただくだけで、どなたにでもこの「輪行」旅の楽しさを満喫いただけます。
次は、あなたに体験いただく番ですよ!