Tartaruga Type RE その2(最終回)
- 2018.12.11
- タルタルーガ
- Type RECUMBENT, 自転車, 開発
1993年にヤマハ発動機が発売した、ヤマハ PAS (Power Assist System)が、世界初の電動アシスト自転車市販車両で、電動アシスト自転車の歴史は、ここから始まりました。 当時のアシスト比の上限は、入力(へダルを踏込んだ力)に対して、アシスト比 […]
1993年にヤマハ発動機が発売した、ヤマハ PAS (Power Assist System)が、世界初の電動アシスト自転車市販車両で、電動アシスト自転車の歴史は、ここから始まりました。 当時のアシスト比の上限は、入力(へダルを踏込んだ力)に対して、アシスト比 […]
ドイツを中心に、海外の自転車マーケットでは 電動アシスト自転車が全盛です。 日本でも、今年あたりからスポーツ電動アシストとして盛り上がりを見せている、電動アシスト自転車ですが、弊社では2005年に、Type RECUMBENT Electric Power A […]
話を、Type RECUMBENT の開発に戻します。 台北ショーに展示した試作車両は、キャノピーと共に持帰り、キャノピーの走行実験を行なっただけでなく、車両そのもの各種走行テストを重ね、熟成を図りました。 ただ、どれだけトレールを変えた試作パーツを制作して、 […]
Type RECUMBENT 専用キャノピーセット に関する内容が、思いのほか長くなってしまっているので、前回、前々回分を含めて、「Type RECUMBENT 専用キャノピーセット」とタイトルを改変して、分ける事にしました。 Type RECUMBENT 専 […]
バキュームフォーミング(真空成型)による、本格的な キャノピーの製作を決意した私は、早速、簡単なスケッチとおおよそのサイズを決めて、ナムコ時代に透明物を得意としていたサプライヤーさんに連絡を取り、概算の見積もりを取りました。 今回、製作する製品は、ナムコ時代に […]
こうして、Tartaruga Type RECUMBENT のプロトタイプは、2003年の台北ショーへの展示に、何とか間に合いました。 ショーでの反響は、とても高く、特にキャノピーを装着した「雨の日にも乗れる」バージョンは、注目を浴び、高い人気をはくしました。 […]
2003年の台北ショーへの展示を目指して Tartaruga Type RECUMBENT のプロトタイプ制作は進みました。 車両本体の制作に加えて、もうひとつの重要な専用オプションパーツの制作も、同時進行で進めました。 キャノピーの試作 もうひとつの挑戦だっ […]
最初のデザインが完成した時点では ミズタニ自転車さんからの販売は決まっていましたが、作ってくれるところは未定でした。 Type FOLDING の経験から、Pacific Cycles 社にて、開発と生産を行いたいとの希望はありましたが、当時の私とPacifi […]
自らのデザイン思考の根源を、「日本の伝統建築」に 見出した私は、日本発信のリカンベントを作るという、当初の目的とも合致し、理想的なコンセプトになるとの結論にいたり、そのデザインの検討に取り掛かります。 BikeE その当時、本格的なリカンベントと、Type F […]
「日本からの発信を、デザイン的に具現化した、 もう少し本格的なリカンベントを作れないか?」 前回お話しした様な、体験と思考の中から、私の中にこの様な思いが芽生えました。 当時のヨーロッパ、特にドイツやスイスでは、燃料を燃やして駆動するエンジン、いわゆる内燃機関 […]