「Type SPORT」誕生 その6 REACHとの差別化 フレームデザイン、ハンドル編
- 2018.05.01
- タルタルーガ
- Type SPORT, 自転車, 開発
REACHとの、キャラクターの差別化のキーワード を、「自転車のSUV」と決め、専用の前後キャリアーのデザインと設計を進めていく過程で、デザイン的に、車両との一体感のあるキャリアーを目指した結果、フレームデザインそのものについても、細部に手を加えることにしまし […]
タルタルーガ・エンターテイメントワークス 代表兼、デザイナー 吉松尚孝のブログ
REACHとの、キャラクターの差別化のキーワード を、「自転車のSUV」と決め、専用の前後キャリアーのデザインと設計を進めていく過程で、デザイン的に、車両との一体感のあるキャリアーを目指した結果、フレームデザインそのものについても、細部に手を加えることにしまし […]
2001年にType FOLDING を発売して以来 Type RECUMBENT、Type RECUMBENT Electric Power Assist と発表してきていた事もあり、「Tartaruga = リカンベント」というイメージが、市場に定着しかけ […]
アスファルトで舗装された路面からくる、細かな微振動 を吸収して、歩道と車道のスロープ部にあるような、1~2cmの段差を越える時には、ガツンと作動して衝撃を吸収する。 サスペンションの付いていない硬いフレームに、太いタイヤを履かせた様な乗り心地をめざし、フロント […]
Type SPORTの開発に関する、具体的なお話をする前に Type SPORTにも採用している、初代「REACH」のフロントサスペンションに関するお話を、ここでしておきたいと思います。 Type SPORTの商品キャラクターを語るうえで、このフロントサスペン […]
2004年のEURO BIKEに持ち込まれた、試作サンプル車両 に強い興味を掻き立てられた私は、その後、正式に社外開発メンバーとして、このプロジェクトに参加する事になります。 製品名も「REACH」と決まり、基本的なコンセプトやジオメトリーは、既にある程度出来 […]
2001年の独立起業以降、Type FOLDING の量産に向けた 開発業務などを通して、私と台湾のPacific Cycles 社との関係は、年を追うごとに親密になっていきました。 いずれまた触れる機会があるかもしれませんが、2003年に行ったType RE […]
台湾出張からの帰国後、私は様々な社内外関係メンバー との調整を行い、無事、量産工場を Pacific Cycles 社に変更しました。 量産工場を Pacific Cycles 社に変更した事を、Pacific Cycles 社に伝え、改めて量産へ向けた打合せ […]
「え!あれを作っている工場なの?」 前日の、量産予定業者との打合せに、大きな不安を感じた私でしたが、翌日は、朝からPacific Cycles 社訪問でした。 滞在先の台北から、車で1時間程で、頂いていた名刺にあった、Pacific Cycles の住所に到着 […]
「この商品を量産したいのなら、うちで作りませんか?」 Pacific Cycles のジョージ・リン社長の申し出は、本当に私をびっくりさせました。 ただ、この時既に台湾の量産業者を決め、見積もりも取れていて、東京国際自転車展終了の翌日から、台湾へ飛び量産へ向け […]
「なにこれ?」 試作品の塗装をお願いすべく、完成したばかりの試作車をカドワキコーティング さんに持ち込み、門脇社長に見せた際の、第一声でした。 事情と状況を説明して、試作車両への塗装をお願いすると、快く引き受けていただけました。 早速、塗装色の打合せを行うべく […]